2016年11月5日

慶応大学に気品はあるか

慶応大学の広告学研究会(広告学って何だ!?)の学生たちが集団で女子学生に乱暴をした事件に関し、大学が処分を行ったという報道があった。

処分の理由は、下記のように「気品をそこね、学生としての本分にもとる行為をした」ことだとか。「気品」って何だ!? 大辞林によると気品とは「気高い趣。どことなく凛として上品な感じ」とある。


当事者である男性学生らが、こうした趣からまったくかけ離れた存在であることは言を俟たないだけでなく、疑問を感じるのは慶応大学が何を以て学生たちにこうした「気高い趣」をもとめているのかということ。

今回の事件は、慶応の学生たちに気高い趣があるかどうかというような話ではないはず。レイプされた女子学生はどうなる? 報道が事実なら、慶応大学の大学としての矜恃と気品のあり方を問いたい。

処分内容の無期停学も慶応らしい?! 普通なら退学である。しかし無期停学である。無期停学の無期は、永遠という意味ではない。現時点で期限を定めていないだけのこと。ほとぼりがさめれば、必ず密かにこれらの学生を大学に復学させるはず。賭けてもいい。

福澤先生は泣いている。